あいおいニッセイ同和損保 電磁誘導線による自動運転車に保険を提供 他
10月14日 保険会社の自動運転向けサービス・商品熱が高まっている。あいおいニッセイ同和損害保険は10/9に日本工営が運営をサポートする道の駅「かみこあに」において電磁誘導線を活用した自動運転車(低速EV)に対し、低廉な保険料による自動車保険の提供を開始した。同社は9/18にも「常滑市中部国際空港島において自動運転車の社会実装を見据えた実証実験」に参画、AIによる乗客見守りシステムの搭載(忘れ物検知、アラートによる注意喚起)のデモンストレーションを実施している。また、損害保険ジャパンは、11/5(木)~8(日)に東京の西新宿でティアフォー、Mobility Technologies、KDDI、アイサンテクノロジーと共に自動運転システム(遠隔型自動走行・非遠隔型自動走行)を導入したJapanTaxiの車両を公道走行させるサービス実証実験を行う。ちなみに実証実験における同社の役割は、自動運転タクシー運行にかかるリスクアセスメント、遠隔ドライバー・自動運転車両オペレーター用設備であるコネクテッドサポートセンターの活用、自動運転車両向け保険の提供である。保険業界は、車両オーナー向けのテレマティクス保険や実証実験向けの保険提供などで、MaaSの社会実装を後押ししつつ、進化する運転環境のサポート幅を拡張しているようだ。
