JTBら、国内初の環境配慮型・観光MaaS「NIKKO MaaS」を開始へ 他

MaaSとは、Mobility as a Serviceの略で、運営主体を問わず通信技術の活用により、マイカー以外の交通手段による移動を1サービスとして捉えシームレスにつなぐ新たな移動手段の概念です。AOSデータ社は、MaaSをより安心して利用できるよう、リーガルテクノロジー(自動車フォレンジック)で貢献します。

JTBら、国内初の環境配慮型・観光MaaS「NIKKO MaaS」を開始へ


国内初の環境配慮型・観光MaaS「NIKKO MaaS」が10月28日(木)サービス開始!


大林組、クレーンを最適運搬ルートで自動運転


札幌市、延伸検討の路面電車で自動運転など導入も


ボルボ、自動運転トラックのプロトタイプ発表…北米で実用化へ


自動車フォレンジック関連サービス(Related forensics services)


AOSデータ社の自動車フォレンジック関連サービスは、予期せぬインシデントが起きてしまった場合、事後対策として車載デバイスやメディアなどから、お客様の必要とされるデータの抽出・解析調査・レポーティングを迅速に行うサービスです。

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Impressions:10月1日 令和3年4月に発出された、緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が9/30に解除された。今後は、令和3年9月3日にとりまとめられた①「新型コロナウイルス感染症対策分科会の考え方」と同じく9月9日に新型コロナウイルス感染症対策本部においてとりまとめられた②「ワクチン接種が進む中における日常生活回復に向けた考え方」を受け、ワクチン接種の進捗や、緊急事態措置区域等における行動制限の縮小・見直し等において「ワクチン・検査パッケージ」の技術検証や地方公共団体や事業者等との議論を含め、具現化が進む。①においては、殆どの希望者にワクチンが行き渡る頃から、飲食店の第三者認証やワクチン・検査パッケージ等を活用した行動制御の緩和を提言している。②においては、飲食店やイベント開催、人の移動、学校などにおける制限の緩和措置についても記載されている。「ワクチン・検査パッケージ」は、ワクチン接種歴または検査により、いずれかを確認して、緩和措置の対象とすることを想定。但し、ワクチンの効果は完全でなく、接種しても感染し、他の人に感染させる可能性もある。また、テスト結果が陰性でも感染していたり、他の人に感染させる可能性があることなど、ワクチン・検査パッケージの限界についても周知することが必要、とされている。(参考:https://corona.go.jp/emergency/ )10/28から、栃木県の日光地域において東武鉄道、JTB、栃木県、JTBコミュニケーションデザイン、オリックス自動車、トヨタレンタリース栃木は、国内初の環境配慮型・観光MaaS「NIKKO MaaS」のサービスを順次開始する。「NIKKO MaaS」は、MaaSと地元経済を結ぶ「デジタルチケット」を導入している。名門観光地だけあり、ラインナップや内容も充実している。おすすめチケットは何れも、現地宿泊を念頭においた企画(MaaSアプリなので宿泊は別途と思われる)となっており、「日光世界遺産デジタルフリーパス(2日間有効)」「鬼怒川温泉デジタルフリーパス(2日間有効)」「中禅寺・奥日光デジタルフリーパス(4日間有効)」「湯西川温泉デジタルフリーパス(4日間有効)」となる。*基本、浅草発だが発駅や季節により料金が変動する。また、MaaS Webサイトには、現地の中距離の移動をサポートするため、EVやPHVカーシェア、シェアサイクルの検索と予約機能を搭載、シェアサイクルや徒歩で散策を楽しみたいユーザー向けに近距離移動にも使える経路検索機能を付加している。これらは各社の個別サービスのサイトではなく「NIKKO MaaS WEBサイト」上で一括して手配できる仕様となっており、シニアや訪日観光客にとっても利便性が高い。「NIKKOU MaaS」の移動インフラとなる、EV・PHVカーシェアは「NIKKO MaaS WEBサイト」で24時間365日貸出・返却が可能だ。現在地近くのカーシェアスポットまでの経路も表示される。東武日光駅前、中禅寺バスターミナルなどの主要な乗換えスポットもカバーされているようだ。「環境配慮型」を謳う本企画、ぜひEV・PHVカーシェア、シェアサイクルなどのモビリティを利用したい。栃木県とJTBコミュニケーションデザインは、華厳の滝、赤沼(戦場ヶ原内)の駐車場に急速充電器を設置する予定だ(2022年1月以降)。充電利用時間は1時間程度とされ、充電時間における休息、宿泊先での充電が想定されるため、観光事業者などに設置の協力を仰いでいる。充電器は「RE100」(世界で影響力のある企業が、事業で使用する電力の再生可能エネルギー100%化にコミットする協働イニシアチブ)を用いる。シェアサイクルではハローサイクリングとドコモバイクシェアの2社がサービスを展開、東武日光駅、東武日光駅前広場、日光市郷土センター、輪王寺三仏堂、大猷院(だいゆういん)入口、金谷ホテル歴史館、日光自然博物館、三本松茶屋などに設置され、きめ細かな移動にも対応する。待ちに待たれた、緊急事態宣言の解除。名門観光地の奥深さや自然の息吹を満喫するには、もってこいの企画だ。久々の(感染対策は忘れずに)「旅」を存分に味わっていただきたい。