MITの研究者による自動運転の水上タクシーが、アムステルダムの運河で初航行 他

MaaSとは、Mobility as a Serviceの略で、運営主体を問わず通信技術の活用により、マイカー以外の交通手段による移動を1サービスとして捉えシームレスにつなぐ新たな移動手段の概念です。AOSデータ社は、MaaSをより安心して利用できるよう、リーガルテクノロジー(自動車フォレンジック)で貢献します。

「顔パス」で手ぶら観光…富士五湖でMaaSの実証実験


ゼンリンが提供予定の長崎「観光型MaaS」、今後について議論…CEATEC 2021


ドライバーが不在!? 自動運転のカーレースは魅力があるのか?


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すべて自動運転車になると何が起きるか


自動車フォレンジック関連サービス(Related forensics services)


AOSデータ社の自動車フォレンジック関連サービスは、予期せぬインシデントが起きてしまった場合、事後対策として車載デバイスやメディアなどから、お客様の必要とされるデータの抽出・解析調査・レポーティングを迅速に行うサービスです。

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11月1日 昨日、東京都調布市を走行中の京王線の特急列車内で殺傷事件が発生した。本年8月に発生した小田急線での殺傷事件と合わせ、公共交通機関全般での犯罪防止対策が求められる。有人運転の交通機関に限らず、今後、全国各地を走行・飛行・航行するであろう自動運転方式の公共交通機関にこそ、だ。列車が国領駅に緊急停車した際のドア扱い(規則に従い、本来の停止位置でない場所で非常 […]

デジタルチケットの予約や購入がスマホで一括「仙台MaaS」30日からサービス開始 他
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茨城県内の交通手段をアプリで便利に利用しよう-茨城MaaSが本格始動。まずは2地域で先行販売開始- 他
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10月28日 秋山明浄にして粧うが如く(中国の北宋時代の山水画家「郭熙」臥遊録より)、秋の澄んだ空気と山々が紅葉で装う様が、生き生きと表現されている。この秋、自治体が主体となるMaaSや実証実験も「山装う」が如く活況を呈しているようだ。「茨城MaaS」は、11/6(土)から龍ケ崎エリア・水戸エリアにおいて、参加する地元事業者とチケットなどの販売を始める。第一弾として […]

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Impressions:11月2日 沖縄県内の各地の海岸に大量の軽石が流れ着いている。今回の軽石は8月に起きた小笠原諸島の硫黄島付近の海底火山「福徳岡ノ場」の噴火(8/13-15にかけ、海底噴火。噴煙高度は最大で16,000m、マグマの噴出量はおよそ3億トンから10億トンに達したと推計される)が原因とみられる。10/28の琉球新報によれば、41市町村の調査で、11市町村で漁港内に軽石が流れ込むなどして、被害が拡大している模様だ。具体的には、船舶が出漁できない、漁船のエンジントラブルが相次ぐ、漁港内のスロープ(船台上の船を水面に揚げ降ろしするために港内などに設けられた、平面の坂)に軽石が堆積し、出漁できない、ビーチの営業期間を短縮・前倒しして終了せざるを得なかった、遊泳不能、船舶のフィルターが目詰まりを起こす、釣り客の足が途絶える、いけす内の養殖魚類の大量死などの被害が起きている。マリンスポーツや旅客船・観光船にも同様の被害が予想される。一部自治体では、ショベルカーで軽石の撤去を始めたり、オイルフェンスを展開して、漁港内への流入を防ぐなどの対策が始まっている。政府は29日港湾や漁港の被害について国の災害復旧事業で支援することを決めた。環境省の補助事業を活用する。気象庁では衛星画像や海流の情報をホームページで公開している(「福徳岡ノ場の軽石漂流の関連情報」https://www.jma.go.jp/jma/menu/R03_karuishi-menu.html)。オランダにある運河の街、世界的な観光都市でもあるアムステルダムで、MIT(マサチューセッツ工科大学)コンピュータ科学・人工知能研究所とセンサブル・シティ・ラボラトリーが自律航行するロボットボートを進水させ試験航行を行っている模様だ。このロボットボートは「ロボート(Roboats)」と呼ばれ、乗員5人が乗船できる程度の大きさがある(「ロボート」航行の様子を記録した動画:https://roboat.org)。開発チームは廃棄物の回収や商品配送などの作業に利用できると考えているようだ。船はバッテリー駆動し、ドック(船渠)にいる間にワイヤレス充電ができ、10時間程度の運航が可能なようだ。LiDARとカメラを駆使して360°の視界を持ち、GPSを利用して自律的に安全な進路を決定し、障害物の回避も可能だ。認識機能、ナビゲーション、制御システムの精度と信頼性が向上し、ラッチング(接岸)も可能な近接接近モード、自動船位保持システムなども導入されているという。もちろん、沖縄の近海はアムステルダムの運河のように波穏やかではない。制御問題なども出てこようが、「ロボート」の船体は小型で、船底も深くない。船の舳先に軽石の回収装置とガードを施し、推進装置が軽石を吸い込まない様、上手く工作出来れば、比較的水深の浅い港湾やビーチ近辺でも、小回りが必要な作業が可能ではないか。運搬できる軽石の量は限られるが、船舶自体の数や作業時間を増やすことで、ある程度の回収量は見込める。軽石の流れ込んだ漁港や軽石接岸中のビーチにおける大量の軽石の除去作業は、ロボットボートの活用の可能性を広げる実験フィールドにならないか。沖縄県では、5日、沖縄本島の中部にある読谷村(よみたにそん)で採取した軽石の成分を分析した。カドウミウムなどの有害物質が、国の定める土壌環境の基準値以下であったことを明らかにしている。さらにほかの地域の軽石も分析し、安全性を確認できれば、農業や土木資材への利用を検討している。