トヨタ系部品4社の自動運転ソフト会社、NTTデータグループと資本提携 他

MaaSとは、Mobility as a Serviceの略で、運営主体を問わず通信技術の活用により、マイカー以外の交通手段による移動を1サービスとして捉えシームレスにつなぐ新たな移動手段の概念です。AOSデータ社は、MaaSをより安心して利用できるよう、リーガルテクノロジー(自動車フォレンジック)で貢献します。

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自動車フォレンジック関連サービス(Related forensics services)


AOSデータ社の自動車フォレンジック関連サービスは、予期せぬインシデントが起きてしまった場合、事後対策として車載デバイスやメディアなどから、お客様の必要とされるデータの抽出・解析調査・レポーティングを迅速に行うサービスです。


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    Impressions:4月8日 4/5に株式会社J-QuAD DYNAMICSが、次世代自動運転・先進安全支援領域におけるソフトウェア開発を強化するため、車両ソフトウェア開発環境技術を持つ、株式会社NTTデータオートモビリジェンス研究所(以下ARC)に資本参加した。J-QuAD DYNAMICSは、デンソー、アイシン精機、アドヴィックス、ジェイテクトが出資する自動運転・車両運動制御(走る・曲がる・止まる)のための統合制御ソフトウェア開発、エンジニアリングサービスなどの事業を展開する。J-QuAD DYNAMICSは、これまでも4社が持つ自動運転・車両運動制御等の技術知見を結集し、ソフトウェア開発を効率化、開発のスピードアップを図るとともに、完成車メーカーなどのニーズに合わせた開発を行うことで、付加価値の高い車両統合制御ソフトウェアを提供してきた。ARCは自動運転ソフトウェアの安全評価・検証に必要なシナリオ自動生成(交通状況・危険シーンの想定)及び模擬実験環境構築の技術に秀でる。熟練ドライバーのインテリジェンスに着目、完全自動運転の実現に向けたハイブリッドAIの研究開発”GARDENプロジェクト(ARCの自動運転ハイブリッドAI研究開発の総称)”に取り組んできた。自動車関連部品・工作機械メーカーの集合体であるJ-QuAD DYNAMICSが、完成車メーカーのニーズに応じるべく新たな戦略へと舵を切ったとの見方も出来る。J-QuAD DYNAMICSが欲するのは、次世代自動運転・先進安全支援の開発をスピーディーに行うことができるソフトウェア開発環境(管理ツール・開発ツール・仮想シミュレーション・シナリオ生成技術)だけではないと思われる。ソフトウェアの開発環境の整理・統合や効率化だけであれば、ARC以外にも選択肢はあると思われるからだ。ARCのホームページにある「ハイブリットAI」とは、「データ駆動型AI」と「理論知識型AI」のハイブリッドの意味だ。データ駆動型AIとは言うなれば、脊髄反射。「反射」の神経回路を指す。これは第一世代の自動運転が用いてきたデータに基づく統計・確率的なAIだ。ARCは、ここに「大脳」を必要とする次のステージを見ている。反射神経と大脳をつなぐ「ハイブリッドAI」は、産総研人工知能センターなどでも研究されている。「人に寄り添うしなやかな」人工知能とは、大量データ処理に基づく「人間を超える」人工知能と、人間の知能をモデルとする「人間に迫る」人工知能の技術を融合させることにより、人間と協働できる、人間に理解でき、人間が協働出来る人工知能を実現で来ると言われる。人工知能が、渋滞をかわし黄色信号をすり抜け、街の話題に通じ、人懐こく目的地をお客に尋ねながら、巧みにクルマを操るタクシードライバーに代わる日はそう遠くないのかも知れない。