大津市、2月1日よりMaaSアプリ「ことことなびサイクル」の実証実験を開始 他
1月28日 1月28日 京都市や琵琶湖周辺でMaaS関係事業者の実験が続く。昨年秋には、京阪ホールディングスとJR東日本は、10/27~1/31にかけて京都の洛北エリア、大原・八瀬、鞍馬・貴船などで「奥京都MaaS」の実証実験を行ったところだが、この2/1(月)~3/31(水)まで、大津市、シェアサイクル事業の(株)きゅうべえ(京都市東山区)と日本ユニシス(株)が、大津市内でMaaSアプリ「ことことなびサイクル」を活用したシェアサイクルの実証実験を行う。実験では、シェアサイクルが1日乗り放題となるデジタルチケットの発売、観光案内、飲食店や観光施設などで利用可能なクーポンの提供(*同チケットの購入者のみ利用可)、コロナ禍においても「安全・安心」な市内観光を提案し観光客の誘致と地域消費を促進、また企業やキャンパスの多い同エリアで「生活の足」の提供を目指す。1日乗り放題デジタルチケットは、500円(「kotobike」では24hの通常料金は1300円)、クーポンの利用方法は「ことことなびサイクル」より発行されるクーポンコードを、きゅうべえのスマホアプリ「kotobike」に入力して使う。大津市は、2019年11月から、市街中心部や比叡山周辺においてMaaS実験を継続し、持続可能なまちづくりに向け、モビリティと地域経済活動を結ぶMaaSの実装に取り組んでいる。少し地域は離れるが、松葉ガニや丹後ちりめんで有名な京丹後市内で、WILLERが自社のMaaSアプリ「WILLER mobi」を使い、1/26(火)~2/22(月)まで、利用者が自宅などからオンデマンドタクシー(「WILLER mobi」)を呼出し、市内回遊(約2km圏)や、鉄道・バスへの乗り変え検索が出来る(京都丹後鉄道沿線エリア、南山城村エリア)MaaS実証実験を進める。実験ではスマホアプリ上のQRコードをかざすだけで、同鉄道の全区間(快速・普通列車のみ)、丹海バス(丹後海陸交通)伊根線・経ヶ岬(きょうがみさき)線・蒲入(かまにゅう)線、全但バスの出石(いずし)線の乗車が可能だ。*実証実験は2021年1月28日現在、京都府全域への緊急事態宣言の発出を受け運行延期中。
