中小企業ではシステム管理や部内で共有するサービス等で、1組のID/PASSをメンバー内で使い回していることがあります。
例えばホームページの更新で使用するCMSのID/PASSは、使い回しアカウントの代表格ではないでしょうか。
他にも社内で使用しているWiFiの暗号化が共通鍵(WPA2-PSKなど)の場合、退職者がオフィスに近づいて勝手にネットワークに繋ぐことも可能です。

このようにセキュリティにルーズな会社では、企業側も当然インシデントが起こるリスクを抱えていますが、働く側もいつ疑われるか分からないリスクがあるのです。

異動や退職する者としては、後に欠席裁判にかけられないよう、自分が知っている共通パスワードを利用したシステムを洗い出して、会社側にパスワード変更を申し立てることも必要かもしれません。

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退職後に突然「不正」を疑われないために、潔白な社員が今やっておくべきこと (1/2) – ITmedia エンタープライズ