東武が自動運転を試験へ 運転士なし、実用化目指す 他

MaaSとは、Mobility as a Serviceの略で、運営主体を問わず通信技術の活用により、マイカー以外の交通手段による移動を1サービスとして捉えシームレスにつなぐ新たな移動手段の概念です。AOSデータ社は、MaaSをより安心して利用できるよう、リーガルテクノロジー(自動車フォレンジック)で貢献します。

トヨタが自動運転で「世界初」にこだわらない訳


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東武が自動運転を試験へ 運転士なし、実用化目指す


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    Impressions:4月22日 東武鉄道が、4/20に東京都足立区の大師線(西新井~大師前間、1.0km)で大手私鉄初の「運転士が乗務しない自動運転」を目指し、GoA3(Grade of Automation=鉄道における自動運転化レベル/添乗員付き自動運転)の実施に向けた検証を開始すると発表した。少子高齢化や沿線人口及び労働人口の減少が進む中、安全で利便性の高い輸送サービスを維持・提供し続けるため、この「鉄道の自動運転化」を進める。検証は2023年度以降に大師線で行われ、また国交省での「鉄道における自動運転技術検討会」での議論を踏まえ、将来的には列車に乗務する係員(主な役割は避難誘導等)付き自動運転の実現を目指す。「同検討会での議論」とは、どのような内容・事項であるのか?気になるところだ。国内でも既に「運転士の乗務しない自動運転」は実現されているが、これまでは路線が踏切のない高架構造であることや駅にホームドアがあり、ATOの設置などが要件とされ、いわゆる「新交通システム」として実現されていた。踏切を抱える一般的な路線では、安全や安定輸送の観点から自動運転は導入されていなかった。しかし、今後はこのような路線を対象として、センサ技術やICT無線などの技術を利用し、前述(運転士、保守作業員等の係員不足)のような「経営環境の変化」に対応し、鉄道事業を維持してゆく必要がある。比較的安全性の高い「新交通システム」と比較し、一般的な路線で自動運転を導入するためには、線路内への人等の立ち入り、踏切事故などの外乱リスクを避け、故障を含む異常時対策をどのように措置するのか?などが課題となる。従来の一般的な路線での安全確保は、自動閉塞装置やATC(自動列車制御装置)などの装置による事故防止と、外乱に関しては線路空間の確保(例えば警報中の踏切道に人等が侵入してはならないとの法的禁止措置)の組み合わせなどにより、危険を回避してきた。検討会では、基本的な検討方針として「鉄道に関する技術上の基準を定める省令」などと、AUGT規格*に規定された内容を踏まえ、列車走行路上の安全確保、ホーム上や車内での異常対応、避難誘導に対して適用可能な技術、必要となる性能、技術基準の関連項目に対する課題について、設備、運転取扱いの面から検討が行われる。自動運転の導入線区については、従来の一般的な路線での安全性と同等以上の性能を確保することを基本的な考え方としている。*AUGT規格:運転士の乗務しない自動運転における安全要求事項を規定する際の推奨事項を整理した規格のこと。既報の通り、一般的な路線での自動運転の実証実験は既にJR九州の香椎線の香椎~西戸崎間でも行われ(GoA2/ATS-DK)GoA2.5(緊急停止操作等を行う係員付き自動運転)を目指す。JR東日本の常磐緩行線では、2021年3月13日のダイヤ改正から綾瀬~取手間で、ATO(自動列車運転装置)による自動運転が始まっている(運転士が乗務する半自動運転/GoA2)。ATOによる運行は、この他つくばエクスプレス、埼玉高速鉄道、東京メトロなどでも行われている。