名古屋の幹線道路で自動運転 ウィラーなど実証実験開始 他

MaaSとは、Mobility as a Serviceの略で、運営主体を問わず通信技術の活用により、マイカー以外の交通手段による移動を1サービスとして捉えシームレスにつなぐ新たな移動手段の概念です。AOSデータ社は、MaaSをより安心して利用できるよう、リーガルテクノロジー(自動車フォレンジック)で貢献します。

お台場を再現した自動運転シミュレーションモデルの使用体験、日本ユニシスが実施


循環バスで自動運転実験 神奈中、来春から 慶大キャンパス中心に


名古屋公道でEV自動運転実験 2ルート、一般試乗も


名古屋の幹線道路で自動運転 ウィラーなど実証実験開始


中国AIチップ「地平線」、完全自動運転対応「Journey 5」をリリース


自動車フォレンジック関連サービス(Related forensics services)


AOSデータ社の自動車フォレンジック関連サービスは、予期せぬインシデントが起きてしまった場合、事後対策として車載デバイスやメディアなどから、お客様の必要とされるデータの抽出・解析調査・レポーティングを迅速に行うサービスです。


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    Impressions:8月19日 愛知県は、名古屋市の鶴舞周辺にあるイオンタウン千種→JR鶴舞駅→イオンタウン千種間(鶴舞駅ルート:1.6km)と、イオンタウン千種→名古屋工業大学→イオンタウン千種間(名工大ルート:1.4km)の2ルートで、自動運転によるビジネスモデルの構築を進める。実施日程は、8/18(水)~10/29(金)まで。実施は昼間(期間中の祝日を除く水・木・金、午前10時~午後5時まで)及び夜間運行(8/14,15,20,21,22,27,28の7日間、午後8時から午後10時まで)に分けて行われる。一日辺りは7~14便の運行を見込む。この実証実験の一環として名古屋市鶴舞周辺において「都心における自動運転を利用した移動」をテーマに幹線道路を含むルートで、交通事業者が自動運転車両を運行する。本実証実験には、WILLER、名鉄バス、WILLER EXPRESS、ST Engineering、BOLDRY、名古屋工業大学、イオンタウンが参画する。実証実験は、若宮大通りなどの都心部の幹線ルートにおける自動運転車両の技術オペレーション面における安全運行の確立と、長期間の実証により、自動運転への社会受容、理解を得ることを目的とする。また車両の運行はWILLERグループと名鉄バスが担う。使用する自動運転バス車両は、茨城県境町や羽田イノベーションシティでも、実績のある自動運転シャトルバス「NAVYA(ナビヤ)」だ。衛星測位システムを用いて、自己位置を把握、センサー等で障害物を検知する。前方3m以内に障害物を検知した場合、自動で緊急停止する機能を備えるのと、常に操作者が車両を監視、危険を察知した場合は、手動モードに切り替えて走行を続行するなどの安全対策を施す。ちなみに車両は名鉄バスをイメージさせるカラーに仕上げられている。都心の鶴舞駅や名古屋大学医学部附属病院、鶴舞公園や名古屋工業大学、イオンタウン千種(ショッピングモール)付近では、人や自転車による道路の横断、幹線道路部分においては、他車の割り込みなどのシチュエーションも起こり得るかも知れない環境だ。境町や羽田のイノベーションシティといった自動運転車両にとって有利な走行環境から一転、都市部への社会実装のため、より実践に即した実証となると思われる。また、名工大の学生にとってはMaaSやCASE、自動運転などの技術を身近で触れることが出来る、またとない機会が提供されることになる。様々な面で期待の大きな実証実験だ。最後まで安全に運行され、都心部での走行における様々な課題を洗い出す機会となることを願いたい。写真提供:(公財)名古屋観光コンベンションビューロー