埼玉県秩父市、山間地域の物流や移動にドローンやMaaSを使う事業を構築へ 他

MaaSとは、Mobility as a Serviceの略で、運営主体を問わず通信技術の活用により、マイカー以外の交通手段による移動を1サービスとして捉えシームレスにつなぐ新たな移動手段の概念です。AOSデータ社は、MaaSをより安心して利用できるよう、リーガルテクノロジー(自動車フォレンジック)で貢献します。

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自動車フォレンジック関連サービス(Related forensics services)


AOSデータ社の自動車フォレンジック関連サービスは、予期せぬインシデントが起きてしまった場合、事後対策として車載デバイスやメディアなどから、お客様の必要とされるデータの抽出・解析調査・レポーティングを迅速に行うサービスです。


関連情報

    Impressions:4月12日 令和2年10月に秩父市で「山間地域におけるスマートモビリティによる生活交通・物流融合事業調査・設計業務委託」の公募が行われた。同市のホーページにおける趣旨は「物流、生活交通、観光交通、医療等の多様な分野のサービスについて、先端技術を活用してヒトとモノの移動を最適化・効率化し、持続性の高い事業モデルを構築すること」とある。また取組みは5年間、2024年には社会実装を目指す旨も併記されている。2020年11月には「秩父市生活交通・物流融合推進協議会」が発足している。3/18から秩父市とゼンリン、三菱総合研究所、楽天、西武ホールディングス、西武鉄道、西武観光バス、アズコムデータセキュリティ、早稲田大学は、秩父市の特に「山間地域」の少子高齢化によるヒトとモノの移動の困難さに着目した物流・公共交通ネットワーク「秩父モデル」の構築への取り組みを始めた。上記分野のサービスにおいてドローン物流、遠隔医療、MaaS(貨客混載、EVカーシェアリング)などの先端技術を活用し、山間地域のヒトやモノの移動の困難さを改善、地域住民と来訪者の利便性を向上させるとともに新たな産業の誘致による雇用創出や人口減少・流出に繋げたい。荒川支流と秩父盆地を中心とした山々に囲まれる秩父市。熊谷~三峰口間を走る秩父鉄道「SLパレオエクスプレス」や、建築家妹島和世氏のデザインで話題をさらった西武鉄道の観光特急「ラビュー」など、私鉄各社も首都圏からの観光客の誘致に注力している。市内には、様々な旧跡や歴史的な文化財、春には羊山公園・芝桜の丘やしだれ桜、夏は清流での川遊び、秋には紅葉、冬には氷柱などが楽しめる観光スポットも多く擁している。市内各所に湧く温泉・温泉宿へのアクセスなども確保したい。平時は、買い物支援などに用いられる想定の「ドローン物流」。荷渡しや給電に必要なドローンポートを設け、EVとの結節点とすること、また有事の物流支援のための配送ルートの設定なども検討される。山間地域では、持続可能な医療システム構築のため、ICTを活用した「遠隔医療(オンライン診断)」の実施、ドローンによる薬の配送なども盛り込まれている。またMaaS(Mobility as a service)としては、上記の住民交通インフラの維持と観光客向けの二次交通の改善を目指し、公共交通とカーシェアリング、小型電動モビリティの網をめぐらし、同時に貨客混載についての検証も行う。「秩父モデル」では、これらのサービスの情報をクラウド環境で統合的に集約・分析し、各サービスへ的確に情報を提供する「秩父版ダッシュボードシステム」の開発にも力を入れる。システムの設計はゼンリンが担当する。