日立アステモ、OTA対応自動運転用電子制御ユニットが新型「レジェンド」に採用 他

MaaSとは、Mobility as a Serviceの略で、運営主体を問わず通信技術の活用により、マイカー以外の交通手段による移動を1サービスとして捉えシームレスにつなぐ新たな移動手段の概念です。AOSデータ社は、MaaSをより安心して利用できるよう、リーガルテクノロジー(自動車フォレンジック)で貢献します。

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日立アステモ、OTA対応自動運転用電子制御ユニットが新型「レジェンド」に採用


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    Impressions:4月28日 日立アステモは、日立オートモティブシステム社(トキコを吸収合併した日立製作所の自動車部門)とケーヒン(ホンダ系システムメーカー/主に燃料供給系のキャブレター、フューエルインジェクション)、ショーワ(部品メーカー/主にショックアブソーバー、パワーステアリングシステム)、日信工業(ホンダの100%子会社/四輪及び二輪向けブレーキ装置、アルミ製品等)が、2021年1月に経営統合を行い、現アステモ社になった。「Astemo」はAdvanced Sustainable Technologies for Mobilityの頭文字をとったものだ。なお同社に吸収合併されたトキコ(旧東京機器工業)は、かつてゼロ戦のキャブレターを中島飛行機などへ納入していた。日立アステモ発足後は、パワートレインシステム(エンジン・電動)、シャシーシステム(サスペンション・電動パワステ・ブレーキ)、自動運転・先進運転支援システム、コネクテッド、二輪用システム、アフターマーケット、産業機器・汎用製品などを事業の柱としている。この3月に本田技研工業が発売した「トラフィックジャムパイロット」機能を搭載した新型「レジェンド」に、同社の OTA(Over the Air)ソフトウェア更新ソリューションとして、車両制御ソフト更新に対応するAD ECU(自動運転用電子制御ユニット)、更新データを受信管理するOTAユニットが採用されている。OTAによる制御ソフトウェア更新技術とは?車両のエレクトロニクス化に伴い、車両機器に搭載されるソフトウェア数が増加、その重要性が高まる中、インフラ拡張機能などと連動した車の新機能の追加など、車両製造後のソフトウェア更新が必要となって来た背景を鑑み、無線を活用したソフトウェアの更新技術のことだ。日立オートモティブシステム社のソリューションの場合は、OTAセンターから暗号化されたセキュアな配信により、更新された差分データが車両側のIVI(in-Vehicle Infoteinment)や、TCU(Telematics Control Unit)を経て、CGW(Central Gateway)における復号化や署名検証などのチェックを行った後、車両に搭載されている大容量メモリECUや省メモリECUを更新するというもの。ECUの特徴やコスト要件に合わせた更新異常時のリカバリー技術も組み込まれている。コネクテッド技術の最大の課題となるサーバー攻撃への防御は、OTAセンターと車両間(複数経路)、及び車両内のECU間で、互いの真正性確認と通信路保護を実現する暗号鍵管理をセキュリティの要とし、車両ライフサイクル全体で鍵管理を行う仕組みを開発している。