羽田空港の国内線出発ゲート全域で自動運転の低速モビリティが無料で利用できる WHILL自動運転システム 他

MaaSとは、Mobility as a Serviceの略で、運営主体を問わず通信技術の活用により、マイカー以外の交通手段による移動を1サービスとして捉えシームレスにつなぐ新たな移動手段の概念です。AOSデータ社は、MaaSをより安心して利用できるよう、リーガルテクノロジー(自動車フォレンジック)で貢献します。

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羽田空港の国内線出発ゲート全域で自動運転の低速モビリティが無料で利用できる WHILL自動運転システム


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自動車フォレンジック関連サービス(Related forensics services)


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    Impressions:6月14日 「TOKYO 2020」まで残り、39日。「選手村に滞在する選手や関係者の80%以上が(ワクチン)摂取して来日できる見込みについて、IOCは一層の確信を得ている」(6/9_IOC理事会後の橋本聖子会長のコメントから)。国内では大会によるコロナ感染の再拡大の不安と開催への期待が入り混じるも、アスリートも、IOCも、大会を応援する人々も、コロナ禍という、これまでにない運営環境において安全な大会の開催に挑もうとしている。オリンピック選手村で選手や大会関係者の移動をサポートしたり、空港のラストマイルで活躍するビークルも、実践投入を控え、いよいよ最終調整段階とみられる。トヨタの「e-Palette」(イーパレット)には「東京2020オリンピック・パラリンピック仕様」が存在する。全長5,255mm、全幅2,065mm、全高2,760mm。一台当たりの乗員は20名(オペレータ1名含む)、車椅子が乗車する場合、4名が着座し7名が立ち席となる。車内は選手の身長差を考慮、シートや手するの高さに変化を付け、色弱の過多に配慮し色に明度差がついた配色を床や手すりなどに採り入れたり、また照明は心理的に集中力を維持したり、リラックス出来る効果を考慮したものだ。ドア解放時には車内の半分以上の空気が換気され、手すりなど手の触れる場所にはウイルスコーティングや抗ウイルスフィルムを使用している。また選手以外の乗客についても、自動運転ながらスムーズな加減速やカーブ走行を実現、また高い正着性により車いすやベビーカーの乗降もし易い。車外では歩行者等への接触防止のため、歩行者の自動検知やフロント及びリアの表示装置による「アイコンタクト」で、道を譲る設計となっている。「e-Palette」の各機能(正着制御、横断歩道での歩行者検知、緊急停止など)の仕上がり具合は、トヨタ自動車株式会社のYoutube公式チャンネルでも公開されている。また、空港や病院、博物館、ショッピングモール、展示会場等、遠距離移動の伴う施設内のラストワンマイルでの移動を支援する「WHILL」も、6/10に「TOKYO 2020」の玄関口である羽田空港の「国内線」第1・第2ターミナル出発ゲートラウンジ全域に「WHILL自動運転システム」を展開させたと発表している*。歩行や移動が困難である利用者の移動補助とラゲッジ運搬を前提とし、空港係員との接触による感染拡大の回避にも寄与する(*第1ターミナルは、6/14から全域、第2ターミナルは6/14からは北エリアのみ、7月中旬から全域に展開)。自動運転システムは「マニュアルドライブ(搭乗者による手動運転)」と、オートパイロットをサービスパッケージとして選択出来、e-Paletteと同じく「衝突回避機能」も備えており、周囲の歩行客や設備などとの衝突リスクを軽減する。広大な施設においては、指定場所への「自動返却機能」もなくてはならない機能だ。開催までまさに前途多難と言える過程を経て来た本大会だが、傍らでともに寄り添って来た「おもてなし」の技術が、本大会後はよい思い出と共に、世界や国内の各地で移動に困難を抱える方々に利用されるようになる事を願いたい。