収穫と同時にコメの味が分かる、クボタが描くスマート農業 他

MaaSとは、Mobility as a Serviceの略で、運営主体を問わず通信技術の活用により、マイカー以外の交通手段による移動を1サービスとして捉えシームレスにつなぐ新たな移動手段の概念です。AOSデータ社は、MaaSをより安心して利用できるよう、リーガルテクノロジー(自動車フォレンジック)で貢献します。

塩尻市で電気で動く自動運転バスの実証実験


大阪・関西万博会場内外の輸送に自動運転レベル4 2022年3月から実証実験


自動運転車×心拍数/血圧/体温計測 「ヘルスケアMaaS」の実証実験を湘南アイパークで実施 参加モニター募集


日本の無人運転MaaS、「レベル4」を身近に 20年代後半にも


収穫と同時にコメの味が分かる、クボタが描くスマート農業 特集:クボタが挑む農業版CASE(1)


【特集】EV’s dst(電気自動車のゆくえ)


EV、カーボンニュートラル、スマートシティ、水素など、いま気になるMaaS、CASE、自動運転周辺のトピックを特集していきます。

自動車フォレンジック関連サービス(Related forensics services)


AOSデータ社の自動車フォレンジック関連サービスは、予期せぬインシデントが起きてしまった場合、事後対策として車載デバイスやメディアなどから、お客様の必要とされるデータの抽出・解析調査・レポーティングを迅速に行うサービスです。

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株式会社イード主催のオンラインセミナー『医療MaaSの最前線』にキャンピングカー株式会社 取締役 吉田 智之が登壇いたします 他
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11月19日 11/19(金)14:00-17:00に、㈱イードが主催するオンラインセミナー「医療MaaSの最前線」にキャンピングカー㈱が参加する。㈱イードは日産自動車が100%出資して設立したマーケティングリサーチをベースにしたデザインマネジメント・コンサルティング会社と、㈱インターネット総合研究所100%出資の子会社IRIコマース&テクノロジーが2010年6月 […]

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Impressions:11月25日 Kubota(株式会社クボタ)の創業は1890年。鋳物の製造と販売から会社を興した。創業以降131年間、水道用鉄管、農工用エンジン、工作用機械などのメーカーとして、近代国家の形成と戦後復興、高度経済成長を技術革新と製品追求で支えて来た。トラクタ全世界総生産数約480万台以上、国内高度浄水処理施設における処理装置の採用率は約80%、エンジン世界総生産台数は3,000万基、エンジンのラインナップは約2,000種類で、そのビジネスは世界120か国以上に広まる。2020年の12月期の売上は約1.9兆円。現在、千葉県北部に位置する香取郡神崎町(こうざきまち)では、農林水産省のスマート農業技術の開発・実証プロジェクトによる「神崎町スマート農業実証プロジェクト研究会」(生産者:農事組合法人神崎東部)を発足させている。関東最大ともいわれる酒蔵まつりで有名な「発酵の里こうざき」では、平成4年に「低コスト化水田農業大区画ほ場整備事業」が採択・着工され、平成12年に竣工、大規模ほ場を整備している。同法人は平成24年2月に法人化され、社員6名、臨時雇用4名、平均年齢51歳で構成された。現在、農地中間管理事業により、69haの面積を集積、全体の耕地面積83haで設立当初より転換畑として水田をフル活用、コメ・麦・大豆の二毛作のブロックローテーションに取組み、作業の分散化を図り、経営の安定化を目指している。農水省の上記プロジェクトでの課題名は「千葉県香取地域における大規模水田輪作体系のスマート農業実証」だ。目標はコメ生産コストを(農)神崎東部平均(1万879円/60kg)から約1割の削減(9,600円/60kg)の実証だ。具体的には、水稲の収量向上(農)神崎東部平均515kg/10a→563kg/10a、各データの集積、分析を行い、気象や育成に合った適期管理を実施、同時に作業時間の削減、水稲・麦・大豆を合わせた総労働時間を9%削減する(1,350時間)としている。研究会には、同法人及び神崎町役場、香取農業事務所、農研機構、JAかとり、JA全農ちば、県立下総高等学校、NPO法人ちば農業支援ネットワーク、一社)全国農業改良普及支援協会、㈱クボタ、クボタアグリサービス㈱、㈱関東甲信クボタなどが参画する。クボタはこの神崎町東部のほ場に、最新の「農機×ICT」を投入し超省力・大規模生産の実現を試みている。背景には、国内の就農者の高齢化(平均年齢およそ67歳)や、販売農家の減少(2000年:230万戸→2015年:130万戸、今後10年で半減する見通し)や、これらに伴い離農農家から委託される農地や休耕地解消問題のため、若い担い手や営農集団の占める農地の割合は大きく増加している事実がある。㈱クボタは、大規模で点在するほ場の適切な管理や、収量、品質の向上、コストと労働負荷の低減、生産品の高付加価値化など、多様な課題を抱える農業従事者の支援に取組んでいる。各自治体で導入の進むMaaSや自動運転等への対応に追われる公共交通事業者とならび、農業従事者も、まさに今「100年に一度の変革期」に直面しているということが出来る。130年以上、食料や水、環境の分野において事業を通じ、社会課題の解決に向き合ってきた老舗企業は、この世界的・時代的な課題を敏感に察知し、解決に向けて既に邁進しているようだ。