Tesla車は運転席無人でも自動走行する──Consumer Reportsが実験動画を公開 他

MaaSとは、Mobility as a Serviceの略で、運営主体を問わず通信技術の活用により、マイカー以外の交通手段による移動を1サービスとして捉えシームレスにつなぐ新たな移動手段の概念です。AOSデータ社は、MaaSをより安心して利用できるよう、リーガルテクノロジー(自動車フォレンジック)で貢献します。

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    Impressions:4月26日 「Consumer Reports」(米国の消費者組織であるコンシューマーズ・ユニオンの月刊誌、レポートの独立性や公平性を重視、企業広告・広告目的の記事は掲載しない)が、4/17に起きたテスラ社の「Model S」の事故について、「Model S」が運転席に人が座らないまま、自動走行が可能なことを実証したことが報じられた。同誌のWebサイトに於けるニュース記事でこの事故の再現実験を通して「Consumer Reports」が疑問を喚起した点がいくつかある。①ユーザーの製品に対する乱用・悪用・誤使用を見越した安全対策、②テスラの使用する「自動運転」という表現、③「Model S」のドライバー監視機能の設計思想、ドライバーの検出方法について、④ドライバーの責任範疇についての消費者の理解度、⑤消費者への注意喚起(使用上の注意)の方法。⑥消費者の「自動運転」に対する誤ったイメージ・理解の是正などの点だ。本事故についての専門家・識者側の動きについては、同誌上では、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)は特別衝突調査チームを派遣し、国家運輸安全委員会(NTSB)はテスラにIDR(イベントデータレコーダー*)及びクラウド側に蓄積された車両データへのアクセスをテスラに要求した。また米国道路安全保険協会(IIHS)は、ドライバー監視の強化「オートパイロット」の呼称に基づくユーザーの誤解の解消についてコメントしたことなどが報告されている。また技術方面の見解として、米国ノースカロライナ州ダーラムにあるデューク大学(U.S.NEWS全米総合大学ランキングにおいて常にTOP10入りする名門校)からは「右前席に重量があるかどうかを感知してエアバッグをオフにすれば、運転席に重量がないことを感知して車を止めることができる」、カーネギーメロン大学からは「オートパイロットの呼称の変更」についてのコメントなどが掲載されている。国家運輸安全委員会(NTSB)は昨年ドライバーのオートパイロットへの過度の信頼、連邦規制当局側もメーカーの安全対策の不足を警告、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)は(自動運転に関する)安全規格の早期設定の必要制を説いた。自動車基準調和世界フォーラム(WP29)などにおける早期の基準確立やメーカーの安全対策が急がれる局面だ。*航空機で言うところのブラックボックスに相当する。