2018年 9月25日
リーガルテック株式会社
東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティー神谷町ビル4F
TEL: 03-5733-5790

9月25日『レグテック RegTech』(弊社代表 佐々木 隆仁著)が出版されました。

2018年9月25日(火)に、弊社代表取締役 佐々木 隆正(ささき たかまさ)の著書『規制のマイナス面をプラスに変える ~ レグテック RegTech』が出版されました。

【本書の概略】
イノベーションの波は、規制という反動をもたらします。規制の波を乗り切るためには、テクノロジーの力が必要になりますが、規制とテクノロジーを掛け合わせた造語「レグテック」こそがそのカギを握ります。本書はその本質を明らかにすることを試みます。

規制強化への対応と、ITをはじめとした技術進化の交点にレグテックという新たな概念が生まれ着々と素地を固めていますが、実際、それはどのような分野のソリューションに活用できるのかを探っていきます。海外には「レグテック企業」を標榜する企業が既に数多く存在しますが、フィールドのプレーヤーを俯瞰しながつつ、海外レグテック事情を確認して行きます。

海外で先行して始まった「レグテック」。リーガルテックと同様、その潮流は既に日本にも押し寄せています。金融や個人情報の保護以外にも、各種の規制が存在し、それらへの対応は待ったなしです。日本国内で先行して進んでいるサービスから、日本におけるレグテックのこれからを探ります。


はじめに

フェイスブックからの個人情報流出、コインチェックからの仮想通貨の流出といった事件は、耳に新しい。マネーロンダリングのための架空名義の口座の取得や、不正な資金移動、公的文書の改ざんなどの事件も後を絶たない。いつの時代も、利便性の裏には、意図するかしないかは別にして、情報や価値の流出、不正な取引などのリスクが潜んでいる。情報システムも、金融取引も、法令に基づく文書のやり取りや保存も、必要不可欠であるだけに、こうしたリスクへの対策も同時に必要に迫られる。

事件が起こったり、新しい事象が顕在化したりしてくると、そこには1つの動きが見えてくる。規制の制定や、既存の規制の強化がそれだ。法令が新しい事象に対応していなければ、対応する規制が生まれる。既存の規制でカバーできない事柄が、事件や事故につながっている場合には規制が強化される。

経済活動の中にいる企業にとって、規制への対応は大きな課題である。法令に従って事業を展開するコンプライアンスの遵守は、今の時代ではビジネスの大前提と考えられる。あえて規制の網の目を抜けて利益や価値を確保するという確信犯でなくても、日常の企業の経済活動は多くの規制によって制約があり、気づかずに規制の範囲を超えてしまったということも起こり得る。規制に反していたことが明白になった場合には、改善策が求められるだけでなく、罰金の支払いといった制裁が課せられる。規制によっては、その額は企業の利益を吹き飛ばすような金額規模に上ることもある。

こうした規制への対応をテクノロジーの後押しで実現しようというのが、「レグテック」の考え方だ。レギュレーション(規制)に対応するテクノロジー(技術)から、レグテック(RegTech)と呼ばれる。

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