自動運転フォークリフトとトラックが連携して待機時間を短縮豊田自動織機など実証へ 他

MaaSとは、Mobility as a Serviceの略で、運営主体を問わず通信技術の活用により、マイカー以外の交通手段による移動を1サービスとして捉えシームレスにつなぐ新たな移動手段の概念です。AOSデータ社は、MaaSをより安心して利用できるよう、リーガルテクノロジー(自動車フォレンジック)で貢献します。

WILLER、シンガポールでオンデマンド型のバス・シェアリングサービス展開へ


国交省主導のProject PLATEAU、2021年度の実証実験開始


「自動運転・新しいモビリティ・MaaSの法制度の最新動向」と題して、森・濱田松本法律事務所 佐藤 典仁氏/秋田 顕精氏によるセミナーを2021年10月6日(水)紀尾井フォーラムにて開催!!


「自動運転宅配」の実現目指すウォルマートとアルゴAIの野望


自動運転フォークリフトとトラックが連携して待機時間を短縮 豊田自動織機など実証へ


自動車フォレンジック関連サービス(Related forensics services)


AOSデータ社の自動車フォレンジック関連サービスは、予期せぬインシデントが起きてしまった場合、事後対策として車載デバイスやメディアなどから、お客様の必要とされるデータの抽出・解析調査・レポーティングを迅速に行うサービスです。

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Impressions:9月22日 資源エネルギー庁には「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業費補助金」なる補助金がある。ちなみに令和3年度の予算案額は、62億円(新規)とのこと。事業は運輸部門の最終エネルギー消費量が産業部門に次いで多いため、省エネの実施が急務である背景があり、急ピッチで進む。物流業界でのトラックドライバーやフォークリフトの運転者等の労働力不足も課題となっており、物流施設内での省人化、発着荷主間で連携した輸送の効率化が必要となっている。物流施設間の輸配送においては、物流施設の「入荷」と「出荷」のタイミングにトラック運行を連携させることで、待機時間の削減等の更なる効率化が求められている。物流施設内においては、荷物のピッキングや無人搬送車(AGV)など、工程の一部の自動化はなされているが、物流施設の「入荷」と「出荷」においては作業が複雑なため、未だ人手で作業が行われるのが現状だ。「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業」の目標は、令和3年度~令和5年度までの3年間の事業により、令和12年度までに本事業及び波及効果により、運輸部門におけるエネルギー消費量を原油換算で年間、約156万Kl削減すること等。同事業の取り組みの内容としては、①新技術を用いたサプライチェーン全体の輸送効率化推進事業、②トラック輸送の省エネ化推進事業、③内航船の運航効率化実証事業、④ビッグデータを活用した使用過程車の省エネ性能維持推進事業の4つだ。トヨタ自動車織機、日立物流は9月17日から、物流施設におけるトラックの積み卸し自動化と待機時間削減へAIを搭載した自動運転フォークリフトを活用し、トラック運行と連携させる共同実証事業を開始した。実証には、大和ハウス工業、イオングローバルSCM、花王の3社も参加する。本実証では、物流施設内でAIを搭載したフォークリフト(豊田自動織機)等を活用、トラックと連携させ、荷役・物流の効率化と、省エネ化を狙う。本年度(~2022年3月)は核となるトラックの積卸しの自動化技術の確立を目指す。令和4年度(~2023年3月)には、共通システム(大和ハウス工業がシステム開発)との連携・荷卸しにおけるスワップボディコンテナ(車体と荷台が分離でき、分離中に荷役作業が実施できるトラックのこと)の有効活用、AIを搭載した自動運転フォークリフトの前後の工程にパレタイジングロボット(荷積み:パレタイズ/荷卸し:デパレタイズを行うロボット)を活用し、自動化の範囲を広げ、令和5年度には、AIを搭載した自動運転フォークリフトを活用した効率化、省エネ技術が広く普及するよう実証や検討を進める予定だ。花王は発荷主を、イオングローバルSCMは着荷主を務める。本実証が実用化されれば、現場の荷役作業が軽減され、またサプライチェーン全体での効率化と省エネ化が達成される。実証では、製品メーカーと小売り間の物流が実証モデルになっているが、本取組みの効果が明らかになれば、導入・応用したい業界、国は数多(あまた)あるのではないか。