移動手段の効率性提供、青森県がMaaS勉強会 他

MaaSとは、Mobility as a Serviceの略で、運営主体を問わず通信技術の活用により、マイカー以外の交通手段による移動を1サービスとして捉えシームレスにつなぐ新たな移動手段の概念です。AOSデータ社は、MaaSをより安心して利用できるよう、リーガルテクノロジー(自動車フォレンジック)で貢献します。

移動手段の効率性提供、青森県がMaaS勉強会


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自動車フォレンジック関連サービス(Related forensics services)


AOSデータ社の自動車フォレンジック関連サービスは、予期せぬインシデントが起きてしまった場合、事後対策として車載デバイスやメディアなどから、お客様の必要とされるデータの抽出・解析調査・レポーティングを迅速に行うサービスです。


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    Impressions:8月11日 青森県でもMaaSの社会実装に向け、本格的な取り組みが始まった。7/9に青森市新町のウェディングプラザアラスカ 4F ダイヤモンドで「第1回青森県地域交通デザイン講座及び第1回あおもりMaaS推進会議」が開催された。市職員向けの講座を開催し、市町村における地域公共交通のあり方の検討、地域公共交通計画の策定支援、青森県型地域共生社会実現に向けた域内交通ネットワークの形成促進を図る。また、地域公共のデジタル化の促進とともにMaaS導入への取り組みを促進、地域活性化、利用者の利便性向上などのため、「あおもりMaaS推進会議」を立ち上げ、市町村交通におけるオープンデータ化を促進する為の勉強会を開催する。また同時に専門家を招き、セミナーを開催、県内の交通事業者やIT事業者の育成にも取り組む。青森県は令和3年度「選ばれる青森」への挑戦推進事業(令和3年度当初予算及び令和2年度2月補正予算)において、5つの戦略プロジェクト、4つの分野別取組みにより、政策・施策の取り組みの重点化を図るとしている。また地域県民局では、地域別計画に掲げる地域の目指す姿の実現のため、地域別計画推進事業を実施するとしている。戦略プロジェクト中、④未来へつなぐ「地域のゆりかご」プロジェクトに交通ネットワーク形成・買物支援の推進のための5事業には、5311万の予算が付く。内容は①持続可能な地域公共交通ネットワーク構築事業、②地域交通MaaS推進事業、③商店街コミュニティ機能再生・魅力創造事業、④QOL向上に向けた生活交通MaaSモデル構築事業、⑤産直と高齢農家をつなぐ「食の輪」づくり推進事業などで構成される。青森県では、現在の「青森県地域公共交通網形成計画」の計画期間が令和4年度までとなる。現在は次期計画となる「青森県地域公共交通計画」(令和5年度~令和9年度まで)を令和4年度内に策定するための協議期間だ。この計画は、「持続可能なバス交通ネットワーク再編に向けたワーキング会議」及び「持続可能なバス交通ネットワーク再編に向けたワーキング会議地域分科会」において具体的な検討を行うとあるので、主に路線バス中心の計画と言える。国交省では、地域の多様な主体の連携・協働による、地域の暮らしや産業に不可欠な交通サービスの確保・充実に向けた取り組みを支援する「地域公共交通確保維持改善事業の概要」との資料なども出している(令和2年度の予算額で、204億円、令和元年度補正予算額49億円を加え、前年度比1.15)。青森県の「青森県地域公共交通計画」を見ると、まずは路線バスの交通網の維持・確保優先と言った印象が強い。地域的には冬期の雪の影響も大きく、実際に県民の足として身近な公共交通と言えるのは鉄道網より、バスネットワークということかも知れない。交通網はその基幹から末端までがシームレスに繋がり、地域にある程度の便数を投入できて、はじめて利便性という高い移動価値を生み出す。あおもりMaaS推進協議会が発足により、他県の取り組みなどの情報が充実することや、各交通モードへの注力度合いが平準化され、地域に見合う豊かな移動アイデアが生まれることを期待したい。